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2009年6月19日 (金)

長閑な景観

1509

画:安野光雅

東京都・町田市をはじめとして、全国各地の自治体・市民団体が積極的に進めているフットパスの推進運動ですが、http://www.japan-footpath.jp/せめて、東京オリンピック前の多摩丘陵が乱開発される時期に、この運動が持ち上がっていれば・・・、などと、ぼやきたくなります。

高校時代、自転車でほぼ毎週末、久我山から深大寺経由で、鶴川街道に向かい、読売カントリークラブから柿生界隈に出ると、そこは辺り一面の長閑な景観が展開していて、それを独り占めしていました。周囲にはコンビニなどあるわけなく、フロントバッグに詰めたおにぎりと50,000分の一の白地図だけが頼りでした。現在の青葉台界隈の景観はどうだったか記憶にありませんが、周囲の景観とさほど変わりなく、安野光雅さんの描く穏やかな英国田園風景とうりふたつであったことは間違いありません。当時、一番の大敵はパンクで、乗っていた自転車はスポーツタイプながら煉瓦色の太いタイヤがついていたのですが、道路舗装工事の絶頂期でもあり、自転車ごと小石に掬われ横の部分からパンクになることが多かったのです。予備としての準備は怠り無かったものの、チューブが横に大きく裂けることも何回かあって、ヒッチハイクで自宅まで帰ったことも一度あり、快適な道を風を浴びながらご機嫌気分であっても、そのトラウマが頭を横切るのでした。

やがて、宅地開発のエリアとして、地形はすっかり変り、その里山風景も一変してしまいました。

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