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2009年6月20日 (土)

エドワード・ホッパー『ケープ エリザベス』

Ed4 澄み切ったメイン州・エリザベス岬の風景を切り取った画面は、誰もが憧れてしまう風景です。

ほんとうでしたら、もっとパノラマ展開の画面をお願いしたいところですが、意外と自分で大きな紙を自分の好きなサイズで描こうとした画家は少ないのです。確かに今のように車に画材を放り込んで好きな景色の場所に出かけていくという方は少なかったでしょうから、既成のスケッチブックを小脇に抱えて、軽装で出かけたのでしょう。それとカメラも大衆化する以前でしたから、この絵を描いたホッパーにしても、全面に広がっているであろう、壮大な景観を自分の手で記録することなど考えも付かなかったのかも知れません。しかし、イギリスのジョン・ラスキンをはじめとするヴィクトリア朝の自然観察派の画家の壮大なパノラマ風景のスケッチは遺されていますから、ひょっとするとホッパーにもパノラマスケッチが遺されていたとすれば、観たいものです。

このメイン州エリザベス岬も、ヒッチコックの『鳥』のロケハンの候補に挙がっていたような気配が漂っていますが、それはあまりにも勘繰り過ぎかも知れません・・・。Cape_elizabeth

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