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2009年7月21日 (火)

イタロ・ルピの構成センス

3 手と頭で表紙の構成を考えるアートディレクターの仕事というものは、瞬間芸のような、あるいはボクサーのショートパンチのような鋭い切れ味が魅力であります。

今やDTPの世話になるばかりの雑誌の表紙でありますが、一時代前は卓越したアートディレクターが表紙のみならず、雑誌全体のストーリーまでをも、監理し、雑誌夫々に独自の風味というものがありました。勿論、優れたアートディレクターのみならず、社内ネゴシエーションに長けた編集長が存在していたことは云うまでもありませんが・・・。日本においては、マガジンハウスの堀内誠一さん http://www5a.biglobe.ne.jp/~wo-house/horiuti.htm が質・量ともに最高峰なのでしょうが、イタリアにおいてはこのイタロ・ルピさんがアートディレクターとして双璧でしょう。

さて、最近は大手出版社の総花雑誌の売れ行きが芳しくなく、逆に個人が発行する雑誌が目立ち始め、内容もその個人の眼の届く範囲に集中し、意匠もその人柄に相応しい表情となっています。大きな書店というよりは、小さいながら懐の深そうな本屋さん、書店とカフェを併設している洒落た店などに、細々と置かれています。

イタロ・ルピ ggg Books 53(スリージーブックス 世界のグラフィックデザインシリーズ53) Book イタロ・ルピ ggg Books 53(スリージーブックス 世界のグラフィックデザインシリーズ53)

著者:田中 一光,イタロ・ルピ
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