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2009年7月27日 (月)

男に身近な刺繍

1201 男に身近な刺繍というものがあれば、その筆頭は何といってもポロシャツのワンポイントマークでしょうか。それとも体育会の同窓会で全員揃いのブレザーの胸に輝くパキスタンが産地のエンブレムでしょうか。

どちらにしても、スポーツに関わるアイテムにこの刺繍が纏わり付いてくるのが、曰くありげであります・・・。

45年程前ですと、ポロシャツのワンポイントマークの筆頭ステータスはマンシングウエアのペンギンキャラクターでありました。当初は手縫いのなかなか洒落た出来ぶりのマークで、マンシングウエアそのものが当時は、それなりの高級なショップでしか扱ってなかったですし、ゴルフショップに出回るのは、その少しあとだったのですから。

東京の洒落者は挙って、このペンギンマークを求めに、日本橋・高島屋やら、銀座・モトキなどに出かけ、夏場の勝負服として、超高価にも関わらず複数枚、購入するのでした。また、夏場に限らず、冬のスキー場でもこのワンポイントマークの持つ力は半端でなく、良い思いをされた夜の豪傑も多々いらっしゃるはずです。

今や、ビンテージクロージングが、お洒落の方程式となってしまい、面白いもので、この古いキャラクターマークを求めて、下北沢・目黒界隈の古着屋が繁盛しているようであります。確かに昨今の素材よりも数段吟味されていますし、マークの収まる位置も一定でなく、そのいい加減さが却って、量産品ぽくなく、今の若い世代には新鮮なのかも知れません。各ブランドも古着に顧客の嗜好が移るのを食い止めるのに必死のようで、ラコステなども、昨年以来、古く魅せる新商品を発売しています。

さて、この画像のモチーフは1995年の切抜き資料から出てきたもので、旅日記を刺繍で表したという、ナイスなセンスに嬉しくなり、保存しておいたものです。

他愛ないといわれれば、それまででありますが、こんな重箱の隅のような世界にも、意外と、気付かないことへのヒントがあったりと・・・、人間の好奇心は増幅して止め処もないのであります。

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