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2009年8月23日 (日)

細谷厳 LAST SHOW

Rimg21597 Rimg21692_2 Rimg21693 Rimg21696 「とにかくうまくなりたかった。うまくならないとプロのデザイナーとして生きていけないと思った。しかし、うまくなるといっても、どうしたらうまくなれるのか、とても焦った。そして、うまくなるためには、デザインだけでなく、絵画・映画・音楽・文学、さらには、人間のこと、世界のことなど、自分が素晴らしいと感じるものを沢山、見ること、知ることが大切だと先輩たちに教えられた。」1954年・18歳の頃 細谷厳

銀座GGG http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/ で開催中の稀代のアートディレクター・細谷厳さんのLAST SHOWはアナログ時代のデザイン作法までも読み取れる秀逸なものです。私世代の教科書ともいうべき細谷さんのほぼ全仕事が展開されていて、軸ブレの全くない精度と職人芸ともいうべきレイアウトが観られます。1970年代に一度仕事とは関係ない場所で細谷さんの勤務先であったライトパブリシティhttp://www.lightpublicity.co.jp/aboutus/index.htmlの方からご紹介いただきましたが、高倉健さんのような風貌にひどく緊張した覚えがあります。1980年代には千駄ヶ谷GAギャラリーhttp://www.ga-ada.co.jp/japanese/ga_gallery/index1.htmlで細谷さんの絵コンテの展覧会があって、その美しい重ね塗りの色鉛筆の表現力に卒倒するような衝撃を受けました。

営業指向の強い広告代理店が仕切る以外の、クライアントと直結した高いクリエーティビティな仕事の潔さには、ご意見伺いのような揉み手する処理などいっさい見られず、ひたすらメリハリのあるヴィジュアルコミュニケーションに徹しています。

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