多摩堤通りの一角
目の前がすーっと広がり、多摩川の光輝く水面が現れると、実に気持ちの良い気分となり、此処、多摩川堤通りは、連休シーズンのバーベキュー狂乱時季以外は、いつ来ても、飽きないスポットです。
通りに面した植栽も、しっかりと管理されていて、スポーツする人間にとっては邪魔にならず有難い話なのですが、最近はその管理状況も過激になって、何処もさっぱりと刈り上げられた坊主頭のように、そっけない気がしないでもありません。
その中で、この一角だけは、何故か近代の気配がまったくせずに、ひたすら大昔の多摩川の気配にあふれている観があります。昼間ですとさほど気になりませんが、夕方あたりに此処を通過すると、ちょっと気持ち悪い予感さえ閃いてしまいます。街路灯もありませんから、月夜の晩には辻斬りなど・・・、といった時代劇の一場面がぴったりの、場所なのです。
登戸から多摩水道橋を潜ると、間もなく登場する、この一角は、夏場ですと気持ちよい風が吹いてくれて、疲れ果てたサイクリストのお休み処の定番でもあります。
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