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2009年8月21日 (金)

世田谷文学館・堀内誠一さんの展覧会

Rimg21738Rimg21702Rimg21745Rimg21739Rimg21697「アンアン」「ポパイ」「ブルータス」など、誰もが一度は目にしたことのある数々の雑誌。その創刊から現在まで受け継がれているタイトルロゴやレイアウトデザインの基礎をつくりあげてきたアート・ディレクター堀内誠一氏。アート・ディレクターのほかにも、エディトリアル・ディレクター、絵本作家と様々な顔を持つ堀内氏の、多彩な創作活動の全容を紹介する展覧会「堀内誠一 旅と絵本とデザインと」が東京・世田谷の世田谷文学館http://www.setabun.or.jp/exhibition/horiuchi/にて開催中だ。

堀内誠一氏(1932~1987)は、戦後、弱冠14歳にして伊勢丹百貨店の宣伝課へ入社、装飾係員としてウィンドウディスプレイや展覧会、PR誌「ブーケ」の制作に携わり、早熟な才能を開花させた。勤続約10年を経た後、広告デザイン会社アド・センターの設立に参加し、本格的にデザインの仕事をスタート。その後、さまざまな雑誌のアートディレクション、ロゴデザイン、絵本の挿画を手がけ、絵本作家としても活躍した。この展覧会は、世の中にあふれる堀内氏の作品の数々を一堂に集めた展覧会である。

これまで、秀逸な展覧会は数多くありましたが、この堀内誠一さんhttp://www5a.biglobe.ne.jp/~wo-house/horiuti.htmの展覧会は、私が無類の雑誌好きということもあるのでしょうが、展示されているスケッチから雑誌のレイアウト・タイトルデザインなどなど、博物館のような展示が功を奏し、あの雑誌作りとしての黄金時代のエネルギーと超人的技巧がガラス越しに観る者に飛び込んで来ます。14歳で伊勢丹宣伝部に入社し、海外のファッション雑誌などを観つつ、体で美しい紙面づくりを覚え、その後の人との出会いにより、幅広い仕事を自分のものにしていきますが、マガジンハウス社の雑誌のアートディレクターの仕事ぶりがその質・量ともに冴えわたります。あのブルータス誌のロゴもロトリングで製図された様子がワンコーナーきちんと設定され、食い入るように見入ってしまいました。今ではDTP主流でしょうが、切ったり貼り付けたりして理想の紙面に近づける思考回路の鍛錬こそ、王道なのでる・・・、などと感じ入ってしまったひと時でありました。090817brutuslogo1

この二点の写真撮影 鈴木芳雄090817gazai1 久しぶりの芦花公園でしたが、周囲はすっかりグレードアップした環境となり、旧ウテナ邸も門などが残るのみですが・・・、「武家屋敷のような土壁が延々と続くこの界隈は誰の住まいなのか・・・」、などと思いつつ自転車で通り抜けた昔に戻ることも出来ました。

   

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