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2009年9月 9日 (水)

Paul Smithサイクルバッグ

Rimg22358 午前中、強烈な残暑の日差しを受け、緑のない青山通りを歩いているうちに、汗も噴出し、こうなれば神宮前5丁目を曲がり、癒しのゾーン「ポール・スミス スペース」http://www.paulsmith.co.jp/space/ に逃げ込み、しばしの時間を費やすしかありません。メンズファッション業界もご他聞にもれず、安い・可愛いブランドに席捲されたかのようで、この界隈もアンドロジーナス(中性的)・オーラの若者がうろうろしています。

しかし、此処ポール・スミス スペースのショップは所謂売れ筋なファッショントレンドとは一線を画し、ポールスミス自身のインスピレーションから作られた面白アイテムが転がっていますし、その複合店舗の品揃えがPOPとCLASSIC VINTAGE と縦横無尽に走りまくっています。もちろん、全国のポールスミスショップにも入っている商品が大多数でありますが、この空間で展開されると、平凡なものさえ、全く別物のような発信力があるかのようです。

この、ポールさん御愛玩のグッズばかりをプリントされたバッグは、少年時代、自転車狂でもあった彼の写真を混ぜて、1960年代の薫りを封じ込んでいますし、カメラから置物まで、彼の審美眼を通してセレクトされたモノ達は、時代を越えたマスターピースのようでもあります。さらに、右上にひっそりと書かれた「CYCLE」というメッセージなどは、「時代を巡る永遠のモノたち」と「自転車」をダブらせたテーマ出しがうかがえるようで、このバッグ全体のヴィジュアル感覚は仕事で使うプレゼンテーション・パネルのような出来具合でもあります・・・。今や、金科玉条のように何処も彼処も使っている「RE・ CYCLE」をあえて避けたセンスにも、ポールさんのひねりと反主流感覚がありそうで、彼の、「多分野情報ストックから引き出し、時代を読み取るセンス」の冴えは、まだまだ健在であります。

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