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2009年10月 9日 (金)

鉛筆の硬度は・・・ばらばら。

Rimg17696 昨年の夏以来、鉛筆でスケッチするしかしようのない仕事に追われ、その都合上、自分で過去20年間ストックしていた鉛筆が底を尽きだし、先週、世界堂に出向いて、何種類かの硬度Bを買い求めました。

ところが、試し描きしたところ、これまで気付かなかったのが不思議なのですが、各ブランドによって、全く、書き味・滑らかさに違いというか個性の差がはっきりして、その差をしっかりと手に覚え込ませないと、表現に狂いを生じるのではないかと、疑心暗鬼になりそうです。

以前は気付かなかったので、伊東屋の文具・生字引の方に、電話で問い合わせてみると、何と、鉛筆硬度の国際標準規格というものはないそうで、国内のJIS規格でも、一応の物差しはあるものの、各社の書き味と硬度・濃度はかなり異なり、その違いの幅は以前よりも広くなったということです。

さて、画像の鉛筆は私が使い分けている硬度Bの全アイテムです。上四本は比較的硬めのグループで、詳細な意匠を表現するのに都合良いものですが、特に上から三番目のBerol VENUSの書き味はイギリスらしいアバウトな感じで、適度なザラザラ感がアナログ筆記具のもつ、ひとつの見識を知り尽くしているようです。その下のSTAEDTLER Mars Lumographは『つみきのいえ』でアカデミー賞・短編アニメ賞を取った加藤久仁生さんhttp://www.robot.co.jp/御用達の逸品です。現在、硬度・濃度・滑らかさにおいて、最もバランスの良い鉛筆の筆頭かもしれません。

赤い鉛筆グループは、かなり柔らかい硬度で、しっかりと塗りつぶす際に頼る二本です。特に一番下の、昔に買い占めたSchwan STABILO micro 8000は、永い間、建築・デザイン関係の諸氏にはお馴染みの優れものでしょうが、コピーした際の発色が素晴らしく、信頼度の高い商品でした。残念なことに、最近の同商品は、扱い店も少なく、品質も変ってしまったという声を聞きます。

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