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2009年10月 2日 (金)

童蒙おしえ草・ひびのおしえ

Rimg17264 日々の暮らしがいたるところ便利になり、家庭環境もIT関係の普及によってそのコミュニケーションのありかたそのものが変わってしまったというか、狂ってしまったというか・・・。

穏やかな家庭環境こそが、その人間の人格形成の礎であることを、きわめて優しく書かれたこの本は、読書の季節に相応しい一冊です。慶応大学出版会http://www.keio-up.co.jp/np/isbn/4766412036/から3年前に出版されたものです。

大らかさと緻密さを併せ持つ大人物になるよう願って、イギリスの書物から福澤諭吉が子供の為に翻訳した一冊を岩崎弘さんが現代語訳したものですが、人間の在り方を解いたテーマであるものの、あるべき人間の家・人間の町・人間のくらしまで包括的にイメージできてしまうのですから、その内容たるや大人が読んでこそ、そのひとつひとつが、身にしみるのです。

もとより、難しい書籍を読むより、本質を優しく書かれたこのような傾向の書籍を手に取ってしまう私ですが、その中でも飛びっきり、中身の濃い一冊です。

童蒙おしえ草・ひびのおしえ

なぜ、生き物を大切にしなければならないのでしょうか?なぜ、約束を守らなくてはならないのでしょうか?福沢諭吉は、お話を通じてたくさんの「なぜ?」に答えています。
保護者の方や先生方もごいっしょに。
「心のおしえ」や「生きるヒント」をこの本から発見してください。

童蒙おしえ草 巻の1(生き物を大切に;家族を大切に ほか)
童蒙おしえ草 巻の2(自分で考え自分で判断し実行すること;威張ったり、うぬぼれたりしないこと ほか)
童蒙おしえ草 巻の3(思いやりのある心;怒ったり、我慢したりすること ほか)
童蒙おしえ草 巻の4(自由と権利;仕事を誠実にすること ほか)
童蒙おしえ草 巻の5(心の広い人;勇気のある人 ほか)
ひびのおしえ 1編(おさだめ(七つの大切なこと)
本を読む ほか)
ひびのおしえ 2編(おさだめ(六つの大切なこと)
天道さまのおきて ほか)

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