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2009年10月26日 (月)

ジョン・ハートフォード サザンアメリカンミュージックの典型

Jh

1937年12月30日、ニューヨーク市で生まれたJohn Hartfordは、1952年に、この街にLester Flatt&Earl Scruggs& Foggy Mountain Boysがやってきたことで、彼の音楽人生を決めてしまう。1960年代中頃には、ミズーリ州やイリノイ州のローカルなバンドでバンジョーの演奏を磨いたり、ハリウッドへ出向きラジオのDJなどを行う。その後、Glen CampbellのGoodtime HourというTV番組にレギュラーのバンジョープレイヤーとして参加した。有名なGlenの大ヒット曲「Gentle On My Mind」はHartfordの作詞作曲である。70年代最初から80年代は、ヒッピー文化に迎合したドラッギーなサウンドを上質なブルーグラスに融合したが、その後は、善良なアメリカン・パーフォーマーとして、アルバム「MARK TWANG」はグラミーを獲得するなど、ユニークな活動を行う。惜しくも、2001年6月4日に長い癌との戦いに打ち勝つことができず他界した。

Hartfordのバンジョースタイルは、実は、Earl Scruggsに傾倒したソリッドなものであるが、ステージやパフォーマンスでは、通常よりも数音低く調弦した楽器を使い、独特なフレーズを独特のロールで弾く。4小節聞けば彼のものだと分かる演奏スタイルは、数居るブルーグラス・バンジョー奏者の中でも、かなり異色である。(SHOW BY BANJO)

ブルーグラス界というよりも、アメリカンミュージックの地域性を出した一方の旗頭として、もっと評価されてもよさそうなJohn Hartfordさんは、もう亡くなられてしまいましたが、その独特な歌声とやや低音にチューニングされたバンジョーの音色に虜となって以来、今も聴き続けています。アメリカの内陸の文化・芸能はその愛好者のマニアックな嗜好もあって、大きな広がりをみることはありませんが、Johnさんの音楽には地域の特性をはっきりと打ち出しながらも、そのしっとりとした曲趣には普遍的美しさがあって、聴いているだけで、その世界に引き込まれていきます。

You Tubeから名曲Lorenaです。http://www.youtube.com/watch?v=Pjhp93XG0SU

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