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2009年11月25日 (水)

1970 神田川護岸工事

1970_02_21970_01_2   1947年に杉並区久我山で 生まれてから、のんびりした神田川の景色を観ながら育ったのですが、大学を卒業し就職の決まった1970年に始まったのが、神田川護岸工事でした。

それまで、家の周りはいわゆる武蔵野の雑木林が欝蒼としていて、自宅を出ると視界の広がる北斜面にその林がパノラマ展開していました。春夏秋冬、季節の変化が愉しめ、秋ともなると膨大な量の枯葉を集めて焚き火するのが、週末の日課でもありました。

その自然溢れた一角も、護岸工事に伴う機材・資財の置き場にもなり、草むらは関東ローム層の赤土に埋もれてしまって、その後、草むらが元のような欝蒼とした姿になるまでは10年以上の時を要したのです。

この写真は、家の北側の崖から撮ったもので、大規模な工事であることが分かります。この崖は急斜面で小学校時代は友達の人気スポットで、探検ごっこには絶好のワイルドスペースでしたが、神田川との境には柵ひとつなく全くのデンジャラス・スリリングゾーンでありました。おまけに神田川を渡るにも、丸太二本に麻の綱という乱暴さでありましたから・・・。

この護岸工事で崖も削られセットバックして、崖線の素晴らしい景観は一変してしまいましたし、川そのものも天然の雰囲気が消し飛んで、川岸の散歩の楽しみも無くなり、たんなる用水路と化してしまいました。

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