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2009年12月 3日 (木)

1963 自転車合宿 地元の子供に囲まれた。

196324 1963 写真上:佐々山厚  写真下:成蹊高校サイクリング部OB会蔵

1963年8月2日、群馬県・渋川からスタートした高校サイクリング部合宿は10日の山梨県・韮崎解散まで毎日休みなくペダルを踏んで、初めての経験も目白押しと、苦しくも楽しいものとなりました。解散後も仲間は夫々の方面に向かい、全員何とか無事に自宅まで自走して終りました。私と佐々山厚さんは韮崎から甲府に向かい浜田旅館で一泊し、翌日、東京の自宅まで120キロを8時間ほど掛け戻りました。頑張り屋の岩田さんは、この後、故郷・名古屋まで一人で黙々と自走で帰るなど、皆さんの根性に学校側も評価せざるを得なく、念願の、ワンダーフォーゲル部からサイクリング部を独立させることとなりました。

上のスナップは写真部でもあった佐々山さんが撮影した中の一枚で、丁度、合宿の真ん中にあたる5日目の朝、私の父の妹が嫁いだ長野県佐久市臼田町の井出邸を出発するときの模様です。国道141号線沿いにあるこの住まいは江戸中期の書院造りで、全員このような伝統様式の建物で寝泊りできるなど思ってもないことで、ぎっしりと敷き詰められた畳の空間の広大さに唖然としていましたが、間もなく、走り回ったり、広い厠にビックリしたりと、子供時代に戻り深夜まで探検ごっこに終始してしまいました。

翌日は、ゆっくりと休養し、午後三時過ぎに井出邸を出発しましたが、ドロップハンドルの自転車など地方では見る機会もなかったこの時代、町の少年たちに取り囲まれ、自転車の説明などして、地域親睦交流に貢献したのであります。とくにタンデムに人気が集中して、何人かの子供を後ろに座らせたり、と・・・、サービス精神も旺盛でありました。

さて、左の自転車に団扇がさしてありますが、これは夏合宿ですから暑いのも理由ですが、それよりも、舗装比率の少ない時代でしたから、自動車の行き交うごとに吹き上がる土埃を被るのを解消するために、必須アイテムだったのです。

ところで、手前右の私の太腿あたりに傷が見えますが、どこかで転倒したのか、枝木に突っ込んで、ついてしまったものなのか・・・、今ではまったく記憶にありませんが、傷跡は、しっかりと今も残っています。

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