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2009年12月28日 (月)

広重・浅草金龍寺

Photo_2 広重の浅草はすっかり雪に覆われ、白銀と朱の対比が眩いばかりです。

浅草寺の雷門はこの絵が描かれた1856年(安政3年)から9年後の1865年(慶応元年)に消失し、その後、1960年(昭和35年)まで再建されなかったそうですから驚きです。この間、様々な仮説門が建てられ、明治後半には日露戦争戦勝記念として、まるで凱旋門のようなミスマッチな仮設門が見られたそうですから、いつの時代も為政者の感性の欠落は大問題なのです。

仲見世通りも今のような店ぞろいにはなっておらず、ただ信仰一筋の世界が見えるばかりであります。

そして、この画面における白と朱の色量のバランスと構成こそが広重の真骨頂であり、ほかの誰もが真似ることの出来ない到達世界です。

今年もまもなく・・・であります。

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