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2009年12月16日 (水)

弦巻の特級折衷。

Rimg24708 自転車で乗りなれた界隈でもまだまだ見落としていたり・・・と、知らない場所も数多くあるものです。

その上、偶然出くわす知らない世界が現代では考えられないスケールをもっていたりすると、佳き時代のおおらかさを回想し、思わずじっくりと観てしまうのですが、その様子は堂々としてませんと、怪しげな風に写りますからご用心を・・・。。

さて、弦巻四丁目にあるこの欝蒼とした「お屋敷」と呼ぶに相応しい邸宅のエントランスは、余裕たっぷりのスケールで道路に対し斜め動線が美しいのですが、何より唸ってしまったのがこの鉄扉の意匠です。まるでマラソンを終えた後の息づかいを表した心電図のようであります。この鉄扉の退色したテールベルト色のフラットな感覚と、朽ちたような大屋石の石垣との組合せがみごとですが、やはり昭和モダン、それも1950年代風といったパターンがあるからこそ、ややもすればクラシック過ぎるエントラス全体の収まりに新鮮な風を送ってくれています。

さらに、外から覗くだけでしたが、この邸宅はエントランスの印象とうって変わった、フィリップジョンソン風、白亜のキュービックでありました。折衷感覚の例としても、極めて特級であります。

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