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2009年12月19日 (土)

震える寒さの木造校舎

Rimg11407 私は、小学校時代のほとんどを、この写真のような木造校舎で過ごしました。今では、全くと云って良いほど、なくなってしまいましたが、今でも冬の寒さと夏の暑さを記憶しています。

今より樹木も多く、ビルなども少なかったので、夏場は今のようなヒートアイランド現象は起きず、暑さにうだることはありませんでしたが、秩父颪(ちちぶおろし)と呼ばれる北風の吹く冬の寒さだけは相当なものでした。当時は、吉祥寺駅から徒歩で通うしきたりでしたから、走って暖かい教室に飛び込み、だるまストーブの真っ赤に焼けた姿を見ると、冷え切ったからだを皆でお尻から暖めるのでした。危険防止をかねて、各自j持ってきた弁当箱を温めるための金属網でできた棚がストーブの三方を囲んであり、温まってくると弁当のにおいがオーケストラのように、夫々のおかずの違いを伴って教室内に充満してくるのです。

また、名簿順で運悪くストーブの傍になった生徒は、輻射熱で顔を真っ赤にして授業を受けるのですが、その暑さは尋常でなく、苦しみに近い劣悪位置でありました。一時は、ゴム底の上履きをストーブに付け、焦げた臭いを愉しむというマニアックなことが流行りましたが、靴底のゴムの跡が、ストーブの鋳物肌に鮮明について、担任の清水先生から、しっかりとお灸をすえられました。

一学級三組あった教室はこのような木製サッシを通して、覗き見ることができたので、他所のクラスより授業が早めに終ると、木の床を四つんばいになって、となりの教室を探偵気分で探りに行くのですが、そういったときに限り先生と目が合ってしまうのでした。江戸川乱歩の少年探偵団が本やラジオを通して人気があったので、毎日、何かの理由を考えながら、自分たちも探偵ごっこに一喜一憂していました。http://sound.jp/gingerpop/history/hero_30.htm

http://www.youtube.com/watch?v=3Q0jbb8bHO8

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