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2010年1月12日 (火)

1960年・夏の宿題

Rimg26050 小学校の夏休み宿題はいやいやながらも、何とか間に合うようにこなしてましたが、中学に入ると、一気に授業内容も変わり、その量・質ともに日々の宿題を通し、徐々にお勉強のハードルの高さを感じざるを得ませんでした。

1960年、中学一年の夏休みの宿題として出された、日本列島の地図作成を父が取っておいたのを、見つけました。何故、中国・四国地方を選んだのか、覚えてませんが、おそらく、瀬戸内の細かな島々に挑戦したのかも知れません。帝国書院の地図から、拡大できる道具でなぞったものですが、たいへんだったのは、色鉛筆で色を塗っていく作業でした。ケント紙の上から何度も塗り重ね、やっと地図らしい色調になるのですが、円い色鉛筆は塗っているうちに汗で滑り、力を入れないと濃く塗れず、この作業のしんどさはよく記憶に残っています。また、中学進学として買って貰った万年筆を駆使して、ブルーブラックのインクがちょっぴり大人気分になっている頃の思い出の一枚です。この面倒くさい地図作成の宿題は二年生になっても出され、正直、閉口したものですが、この宿題のおかげで、全国の地理を俯瞰で理解できるようになり、手で描くことにより、しっかりと記憶できるようになりました。今でも、若干の間違いはあるものの、概ね、全国を描くことが出来るのは、この宿題のおかげだと思っています。

たしか、この宿題は夏休みが終わりに近づく頃に始めたため、突貫工事のような急ピッチで描いたものだったと記憶しています。地学を担任していた内田信夫先生は、学園の名物教諭でもあり、その授業はアカデミックな地学・地政学に始まり、戦争と地図との関係の話など・・・面白く、なかなかの語り部でもあり、この先生がきっかけだったのか、秋には地理研究部に入り、理科館の部室で鉱物標本に見入ったり、地理研究部名物のソフトボールにほぼ毎日興じていました。

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