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2010年1月 3日 (日)

ぽち袋について。

Rimg11437 ちょっと袖の下・・・、などという台詞は、現代の様な清廉潔白を良しとする風潮下では好ましいものではありませんが、それでも、連綿としてぽち袋が作られているということは、まだまだこの国の文化にはきちんとしたご祝儀の作法というものが生き延びているのです。

昔は、水道局の人が検査に来れば、どのような由来なのか、煙草を一箱何も言わずに渡すのが、慣習だったことを母から聞いたことがありますが、これなどは杉並区・久我山地域のローカルルールだったのでしょうか・・・。他所の地域ではずばり『お小遣い』ということも、平然としていたようでもあります。

さて、花街や一部伝統芸能世界では、まだまだ、ぽち袋の活躍する場は多く、中身の金額はともあれ、こんな楽しい意匠に包まれたお札というものも、嬉しい気分なのでしょう。

又、すっかり洋風化してしまった都心のホテルなどには関係ないのでしょうが、日本式のクラシックな旅館では、ぽち袋を仲居さんにお渡しすれば奉仕の格差は明瞭で、効果は絶大ですし、料亭などの世界では、当然の事前儀式の最優先道具でもあります。

絵柄には季節ごとの歳時記に歩調を合わせたものが多く、又、機械印刷から手刷りのものまで、千差万別でありますから、こまめに少しずつ買い求めるのがこつであります。

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