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2010年2月28日 (日)

1963 自転車合宿 大食いの朝

196321

写真・佐々山厚

1963年の夏、8月3日から10日までの珍道中もどきの自転車合宿の毎日は、擦り傷程度の怪我はあったものの、たいした事故もなく成功裏に終り、このパフォーマンスが稔って、それまでの、ワンダーフォーゲル部の同好会から、サイクリング部に昇格しました。

この写真は合宿の中日、8月7日の朝、佐久市臼田町にある私の伯母(父の妹の嫁ぎ先)の家での朝飯の様子です。たいへん古い武家屋敷で現在もセットバックしたものの健在です。臼田に到着するまでは規則正しいユースホステル、民宿を泊まりながらでしたから、ここで始めてのゆっくりした朝を迎えました。前の日の夕食も田舎ながらのもてなしで地元食材一杯の食卓でしたが、この朝も地元の野菜や果物をたっぷりといただき、これまでの疲れを吹っ飛ばすように全員、しっかりと平らげるのでした。人生で最も食欲のある年頃でしたから、かなり多めに炊いた釜炊きご飯のおにぎりは、あっさりと底を尽き、炊き出しのように集まった町内の伯母さんたちは自宅に駆け出してはご飯を持ってくるという按配だったのです。

前日の8月6日は菅平を朝9時前に出発し、上田市、小諸市を経て小海線に沿った快適な舗装道路を快走し臼田に到着しましたが、途中、中村君のパンクあったり、集合時間の錯誤もあったりと、もたつきながらの走行距離63キロでしたから、臼田では腹いっぱいの食事に満足し、のんびりとした午前を過ごし午後三時過ぎに出発。この日は8キロほど離れた八千穂村で初めてのキャンプでしたが、蒸し暑さと蚊に襲われキンカンの出番が多く、テントの中はキンカンの臭いで眼も痛くなるほどでありました。

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