« 湯町窯エッグメーカー 1950年代 | トップページ | 1963 自転車合宿 大食いの朝 »

2010年2月27日 (土)

本の典型・その颯爽たる姿

Rimg26491

Rimg26507

本のサイズというものは概ね決まっているものの、例えば、文庫本と同じサイズであっても、装丁に手抜かりない緊張感があり、おまけにしっかりした箱入りとなると、まったく別の印象となってしまいます。

先月、中目黒から目黒川に向かい、松浦弥太郎さんがプロデュースするCOW BOOKSに入って、棚に並ぶ本の流れに、独特の因数分解手法があるように思い、しばし眺めているうち、三月書房のコンパクトながら凝縮された存在感のある一列が眼に飛び込んできました。著者も花柳章太郎・奥野信太郎・池田弥三郎・福原麟太郎・岡本文弥・池島信平・安藤鶴夫などなど、江戸・東京の変遷を実学として体感された名うての町っこが多く、タイトルを眺めるだけで病みつきになってしまいます。とくに、昭和の太平風俗をすぱっと云いきる切れ味とリズミカルな韻を踏む池田弥三郎さんの文体は、せっかちな私の性格にぴったりですが、手に馴染む文庫本のサイズは立派な装丁なだけに、卓上に置きっぱなしなどと、おろそかにはするわけにはいきません。

|

« 湯町窯エッグメーカー 1950年代 | トップページ | 1963 自転車合宿 大食いの朝 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/29019/33548040

この記事へのトラックバック一覧です: 本の典型・その颯爽たる姿:

« 湯町窯エッグメーカー 1950年代 | トップページ | 1963 自転車合宿 大食いの朝 »