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2010年3月 3日 (水)

スペインの薫り

1809 スペインの名も知らぬ田舎町に迷い込んだのは、初めての欧州旅行がスタートしてから2週間ほど経った1967年の3月でした。

紺碧海岸をひたすらフランスからスペインに向かうにつれて、見る見るうちに土の色が赤茶色に変化していくのが、日本に居ては分からない感覚であり、一種不思議な光景でありました。

しっとりとしたフランスの南と一転して、乾燥の激しいスペインで見た風景の第一印象は、この、安野光雅さんの描いたスケッチの空気感によく表されています。シェスタと呼ばれる昼食後のお昼ね時間には、町が静かとなって、東京では働く人々が最も活発に活動している時間帯にも関わらず、このスペインでは長閑な静寂感を伴っていました。

お国柄の違いとはいえ、スペイン人のもつ気候に合わせた無理のない生活観にちょっぴり、羨ましさを覚えたのです。

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