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2010年3月14日 (日)

器のこと。

Rimg18455 10年前に京都の物産と観光に関わる仕事をしてましたが、そのお礼にいただいた器を久しぶりに棚から出してみると、以前には見られなかった、風合が表れていました。

金泥を施した、いかにも京都のモダンな感覚の器で、10年前は金泥とレモンイエローの色調が眩しいほどで、又、方やざっくり、方やつるりという素材感のミスマッチが、装飾意匠の典型のようでした。

それが、経年変化とでも云いましょうか・・・。そのきらびやかだった雰囲気は一掃して、妙に、味わいのある器にと変身していました。金泥部分のつぶつぶは以前ですと金に隠れていて、認識さえ出来なかったのですが、この十年でずいぶんと、綺麗寂びの様相を呈してまいりました。

この器の趣きですと、季節料理の素材や、盛付けのセンスを問われると思い勝ちですが、意外にも、何にでも合ってしまう合理性があります。この一枚が食卓に登場すると、一気に卓上が明るくなり華やかな気分となるので、暫く、棚の中に眠っていたことですから、又、出番の数を増やしていこうと思っています。

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