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2010年3月10日 (水)

靴下とは言わせない!銀座にて。

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Rimg27041 ファッションのカジュアル化、ファスト化の兆しは止まるどころか、加速度が付き、銀座四丁目に近いユニクロなどは優雅な銀ブラを逆撫でするほど入店呼び込みのスタッフがチラシを片手に公開空地に溢れていました。この有様は、銀座を慣れ親しんだシニアの皆さんには失笑ものに違いなく、首脳陣の銀座に対する配慮のなさに起因しているのかも知れません。

そんな銀座らしからぬ光景を眼にしたあと、松屋からプランタン方面に抜けるショーウィンドゥの一角で足が止まりました。このブランドはニットが売りのようですが、この靴下の感性に惹かれました。単なる、脇役に過ぎなかった靴下も時代のヘルシー・ビューティ路線に伴って、準主役と成りだし、このような表情豊かなスタイリングとなって来たのです。おまけにこの柄の意匠などは単純なスポーツテーストとは一線を画し、相当な力量のデザイナーが描き込んだデッサンがベースになっているのでは・・・、などと考えてしまいます。

さて、このようなニットが主役になるには、とある企業の発明が革命を起こしたのです。その会社が島精機 http://www.shimaseiki.co.jp/。元々、軍手を製造していたのですが、とあるヒントからシームレス軍手を製造し、そこから飛躍的にアイディアが広がり、多くのデザイナーのインスピレーションを、そのまま商品化することができ、今や、世界の島精機と呼ばれるようになったのです。

この画像の靴下が島精機の恩恵によるものかどうかは分かりませんが、シンプル格安な世界とは別のプロダクトアウトな流れも拝見できるのが、今様な銀座なのかも知れません。

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