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2010年4月21日 (水)

アノニマスデザインの大将・砂糖入れ。

Rimg24558 デザイナーが関与していないデザインの方がむしろ多かった時代の商品には、秀逸なロングセラー・ロングプロダクツが多いというのも皮肉な話ではありますが、まったく、その通りなのでもあります。作為の微塵も無く、正直一筋で考案・開発されたモノには商品というよりか、誠実そのものが伝わり、日本の民芸と相通ずるのも然りであります。

この、砂糖入れ、アメリカのファミリーレストランなどで多く見かけたものですし、日本でも、ちらほら目にすることのある商品です。いや商品というよりも製品といったニュアンスの方が合っているかも知れません。

初めての海外出張がニューヨークであった1979年、当時のトレンドでHigh Techというものがあり、営業用の家具・什器・照明・備品などをインテリアとして取り込むスタイルでした。流行の発端はSOHO地区のアーティスト・俳優・ファッションデザイナーなどが比較的安価で丈夫でスタイリッシュな生活を望むのにうってつけだったからです。友人を介して、電通ニューヨークのデザイナーにSOHOやVILLAGE界隈の流行発信店やギャラリー、さらに、住んでいる皆さんの部屋まで覗かせてもらいましたが、絵に描いたようにHigh Techの独壇場でありました。

さて、この砂糖入れですが、1975年頃に出版されたMade in U.S.A Catalogに掲載され、ひと目で気に入ったものです。当時、国際返信用切手を送り商品を購入することが流行ってましたが、私はそちら方面の興味がなく、ニューヨーク出張の時にごっそり買い込みました。さらに、運よく円高のタイミングも後押ししたので、これ以外のステーショナリー、ボタンなど他愛ないものばかりを買ってしまい、帰国して家人にさんざん酷評されたのでした・・・。

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