« Jaguarが勢ぞろい・ホテルオークラ | トップページ | 桜田門の石垣 »

2010年5月15日 (土)

初めて、デザインに感動した!。

Rimg24563 1960年に登場したSONY PORTABLE TV TV8-301を見たのは中学1年生の時、下校中、吉祥寺のダイア街http://www.daiyagai.com/arcade/shodai.html の電気屋さんだったかと記憶しています。自転車通学を始める前の頃でしたが、さっさと家路に着けば良さそうなものを、小学生の頃からの「真っ直ぐ帰れない症候群」なのか、ずーっと徘徊三昧だったわけです。当時のダイア街は今以上にワクワクする店が多く、まだ駐留軍放出品の店などもあり、母などもしょっちゅう買物に久我山から出かけていました。一寸脇に入るとハモニカ横丁の歌川模型店があり、その傍にはアメリカ放出ジーンズ店などもあったように覚えています。歌川模型にはほぼ毎日通い詰めといった状態で、1962年、東京サイクリングセンターの創業者・板倉修さんに出会うまで、模型世界の薀蓄をしっかりと叩き込まれました。狭い店内にぶら下がった不思議な部品のひとつひとつにもそのだいじな役目があることを教わり、その後の自転車というものに開眼する発端ともなったのです。

そのダイア街の電気屋で見たこの未来を告げるようなスタイリングこそ、私がデザインに関心を抱くきっかけとなった商品で、実際、手に触れる事となったのが、この年の暮でした。その場所は、久我山に住まわれ、父とも懇意にしていた葉さんという台湾系のお家で、日本との貿易をされていた葉さんは、久我山でも飛びぬけた優雅な生活をされ、新製品と呼ばれるものは殆ど最初に購入されていたと、噂がたつほどでした。手前のボタンを押すと暫くして画面がフアーッと明るくなり、番組が写り出すと画面を食い入るように見ていました。葉さんの家には二台の大きなテレビがありましたが、このポータブルテレビで見るほうが画像もきれいで、優雅な感じがしていました。

|

« Jaguarが勢ぞろい・ホテルオークラ | トップページ | 桜田門の石垣 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/29019/32510718

この記事へのトラックバック一覧です: 初めて、デザインに感動した!。:

« Jaguarが勢ぞろい・ホテルオークラ | トップページ | 桜田門の石垣 »