一時の憧れでありました・・・。
ヘンリー・ハサウェイ監督、ジェームス・スチュアートが主演した、『Call Northside 777』http://www.youtube.com/watch?v=FlFBva0x_OY http://www.asahi-net.or.jp/~kz3t-szk/dir_cal.htmは今もビデオでよく観る映画です。最初から最後まで、息をつかせないスリリングな場面が目白押しでありながら、ハリウッド黄金期のエンターテインメントも織り込みつつ、極めて、上等な映画に仕立てあがっています。また、一時はメンズファッションの典型の宝庫として、使われる小道具に見られるディテールの完璧さで、密かなネタ本のように扱われていました。
40年以上前にはじめて観たこの映画の中で、ジェームス・スチュアートがMINOXを使い、スパイ行為を働く場面があって、そのカメラの印象をよく覚えていて、いつか買えるときが来るのを愉しみにしてたものの、あっさりと、ニコンFの重量級カメラに触手が伸びてしまいました。
それでも、銀座・浅草辺りの中古カメラ店や、デパートのカメラ市などに遭遇すれば、真っ先に探すのが、このMINOXでありますが、一時の人気は薄れ、ガラスケースの端っこにつまらなそうにして鎮座しています。殆ど、コレクターズアイテム化してしまったようなその姿には、コンパクト・細密・機敏性など、人智の及ぶ最高・最強の道具として輝いていた時代を知る諸氏にとって、時の流れは正に、残酷そのものにしか映らないのです。
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