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2010年8月11日 (水)

『海へ行ったはなし』1955年の絵日記 その二

Rimg25992 「ゆうがたちょうしにつきました。ちょうしにいるともだちとすぐかいがんにいってかいをとったりしました。そしていしをおこしてもかにはとれませんでした。」

陸続きの犬吠崎灯台がすっかりデフォルメされ、沈む太陽に向かってサーチライトが回っています。また、髪の毛を描くのが面倒だったのか、あるいは帽子を被せるのが好きだったのか、子供には帽子が乗っかっています。西日に浮かび上がった岩の逆光がよく対象を捉えていて、たぶん、海から戻って記憶の失せる前に描いたと思われ、父に観られながらの簡潔ながら丁寧な絵であったのかも知れません・・・。

この夜、生まれてはじめての海の幸のご馳走を、信州育ちの父は慣れない魚介類の捌きに奮闘していた記憶があります。父は私にも捌いた魚介類を皿に盛ってくれたものの、原形をとどめないその大雑把な姿に、がっかりした記憶が鮮明です。

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