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2010年8月 1日 (日)

夏休み絵日記・1955

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「8月1日。きょうのゆうがたとなりのうちにあそびにいきました。そしてともだちとぼくとでふねをつくりました。やっとできたからしたのかわでふねをうかべました。はじめはぼくがやりました。ぼくがうかばせたらスピードがでました。おわり。」

家の北側の急斜面の崖に沿ったうねうねした坂を下ると、二本の丸太を荒縄で縛り付けただけの渡るだけでも怖い橋があって、恐る恐る渡ると、そこは一面の田圃でした。神田川が作られた江戸時代とまったくかわらない土手はいつも滑りやすく、脚を広げ、腰を落としていないと、ひょんな拍子で足元をすくわれ、神田川にまっさかさま・・・、だったのです。それでも、今日のような過剰な安全性重視の柵などなく、住民のマナーとモラルに任せていたおかげで、美しい景観は人工物など一切無く、子供心にも、その環境を謳歌できる豊かさを感じていました。この田圃の北側をさらに進むと、井の頭線のオイルステインの臭いも強烈ながら並びの美しい枕木に乗った線路があって、カタカタと長閑な電車の音がそこから伝わってきました。

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