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2010年8月 3日 (火)

ひたすら涼をとる。1963 自転車合宿

19632 撮影:佐々山 厚 データ日誌:佐々山 厚

むせかえるような暑さと未舗装の道路で土埃を吸い込み、呼吸もしんどくバテ気味なのは、間違いなく中村光一さんです。8月4日が実質的な合宿スタートでしたが、吾妻街道の路面は舗装が完成した箇所と未舗装箇所が交互に訪れるような状況で、ただでさえ、座り心地の悪いサドルから突き上げるような振動は尾骶骨から脳天まで達し、休憩してもその残響は続くのでした。この劣悪な状況下、時速10キロにも満たない中、伊香保から上州三原まで56キロを、10時間かけて走るのでした。

196301吾妻川の涼を味わっている中村さんはスキーの名手で、この合宿も自転車というよりか、夏のスキートレーニングの一環として考えていられたので、けっこう参っている様子がありありです。メンバーの中では飛びぬけて背が高く、脚も長いので、後輪泥除けに振り子になっているバッグに脚のふくろはぎが当たり、それがストレスとなって、休憩しているのかも知れません。ハードな道路状況は写真でお分かりでしょうが、ここをダンプカーが真っ白な土埃の煙をあげ疾走してくるのです。おまけに道路は平面など見られず、タイヤが滑って転倒するのも当然なありさま。

全員が高校生になった年の夏ですから、見るもの・聞くこと、想定をはるか越えた、ハードな合宿のスタート日でありました。とくに、昼食のコッペパンの固さは、想定外なできごとで、午後の厳しいツーリングを「頑張ろう」というモチベーションが、しな垂れてしまったのであります。

ついでですが、この写真、7月30日のブログ、フランクパターソンさんのイラストレーションにそっくりでもあります。

(明日に続く)

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