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2010年8月20日 (金)

1964 長閑な自転車レース

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1964年10月、東京オリンピックhttp://www.youtube.com/watch?v=_tv7yZHwa94&feature=relatedが開催された年の8月、私は東京サイクリングセンターでスポーツ・サイクリングのいろはを教えてもらっていた有吉さん・沼さんの二人の後を追って、実際の自転車ロードレースが実施される現場を観に行きました。丁度この日は学生のレースが開かれ、炎天下の元、初めて観るロードレースのスピードの速さに度肝を抜かれたのです。選手が一瞬のうちに目の前を通り過ぎると、タイムラグがあって、風が吹くことなど、初めて知ることばかりで、ひとりきょろきょろしていたのです。

高尾駅の周辺を周回するコースは、当時まだまだ茅葺の家が殆どで舗装もアバウトな仕上がりで曲がり角には砂利が堆積しているといった,いい加減な状態でしたから、転倒も頻繁にあって、危険な競技にも関わらず選手の根性は格闘家そのものだったように記憶しています。

この写真でも当時の長閑な雰囲気が撮れていて、木製の電柱・家具の村内の看板・たばこと書かれた幟など、いかにも東京ローカルそのままな世界が展開しています。

上の写真で、立ってレースを観戦している人が有吉さんで、偶然にもカントリーミュージックの趣味も一緒でしたから、駒沢のお宅に遊びに行っては、トミー・コリンズやハンク・ロックリンなど初めて知る歌手http://www.youtube.com/watch?v=tFZ20yGXutg http://www.youtube.com/watch?v=61E9ay3xuEYのレコードを聴いていました。

有吉さんのご自宅傍、駒沢のオリンピック競技場もすっかり出来、その未来的環境と建築姿は夏の陽射しを受け、眩いほどに輝いていましたし、夕陽の鮮烈さと大山・富士山が至近距離に観える不思議さなどなど・・・、当時住んでいた久我山の周辺とは別世界!、広いスケールの駒沢通りを自転車で疾走した気持ちの昂ぶりは、今も自転車で駒沢通りを都心に向かうとき、かならず一瞬、蘇ります。

蛇足ですが、1964年 東京オリンピック・自転車競技個人ロードレースのコースガイドです。手描きの作図が何とも、時代を感じます。

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