« 早朝からお元気で!。 | トップページ | 卓上に灯台が。 »

2010年9月 9日 (木)

越後の海 鈴木信太郎 1937夏

1937 1937年(昭和12年)、鈴木信太郎は柏崎の断崖から佐渡ヶ島方面の明るい光景が気に入り、数枚描いていましが、この画風は最もソフトタッチなボケ気味が夏の終わりのけだるさを表しています。

鈴木信太郎の表現は渋さ、剛毅さ、穏やかさが同居していて、梅原龍三郎のようなエネルギッシュさは表に出ないものの、骨格のしっかりした漁師のような素朴な力強さがあります。崖地を下るとまだ荒らされていないような静かな砂浜の表現により、画面全体の三次元感覚を的確に表すなど、やはり私はこの画家が好きなのであります・・・。逆光の松の納まり、遠くの水平線の不安定さなどがこの画風に動きを与えてくれてますが、無意識の成せる業かも知れませんね・・・。

|

« 早朝からお元気で!。 | トップページ | 卓上に灯台が。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/29019/36369762

この記事へのトラックバック一覧です: 越後の海 鈴木信太郎 1937夏:

« 早朝からお元気で!。 | トップページ | 卓上に灯台が。 »