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2010年10月24日 (日)

秋色 浅間山

1959 錦の光景とはこの絵のようなことを言うのでしょう。俳句界では「山彩る」「山粧う」などと呼ばれる秋の景色として、この一枚はその典型です。

梅原龍三郎さんが1959年に軽井沢の山荘から凝視して描ききった傑作です。浅間山のあしらいなどは達人の境地!、自由奔放に筆が走り止まるところを抑えることができないような呼吸さえ聞こえてきます。乾ききった軽井沢の空気が冷たく透明感に満ちた光景は、静かさの中に、梅原が50年程前に訪ねたビビッドな南仏の気配も隠されているかのようです。

タンデムで走り抜けるこの時季の軽井沢は、鮮やかな紅葉とともに寂寥感もセットされ、軽快ながら渋いのであります。

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