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2010年10月29日 (金)

小平の別天地・笠木實先生を訪ねる。

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凡そ43年ぶりにお邪魔した、小平市中島町の笠木實先生の御宅は、画家の住まいに特有な油絵具・テレピン油の香りに溢れていて、父のアトリエも同じ香りであったことを思い出しました。木曜日はあいにくの雨と冷え切った天候であったものの、小平の玉川上水沿いにある先生の御宅の周辺はしっとりとした風情に囲まれていました。先生に45年以上前から石の湯スキー場でスキーのいろはから教わったほぼ同世代の仲間、前原一雅さん・竹之内信広さん二人と連れ立ってお邪魔しましたが、90歳という高齢ながら、その波乱万丈・紆余曲折、人生をスリルと笑いに囲まれてきた道程が、鋭い眼光に表れていました。戦前の志賀高原の蛍雪荘に関わる話からフランス留学時代の額作りの話まで、我々はすっかり聞き手に回り、その青春時代の話など、あたかも、その場にいるような細部の表現まで画家としての天分なのか、鮮明な記憶力に圧倒されました。さらに、パソコンも眼鏡無しで操作され、デジタルカメラも愉しまれるなどなど、先生の好奇心旺盛な姿勢には、見習うことばかりが多いのでした。

アトリエには、お宝レベルの絵画が無造作に置かれ、そのひとつひとつの解説も先生の講釈がイメージを膨らませ、極めて、面白く分かりやすいのです。スキー・釣り・山行としての友人であった辻まことさんが、石の湯ロッジで1966年頃描いた笠木實さんのカリカチュアは、当時を知っている我々にも懐かしさの蘇るものでした。

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拙ブログに登場する笠木實先生。http://sohske.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/post_8d63.html

http://sohske.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_c464.html

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