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2010年10月22日 (金)

不思議な車。

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バックミンスター・フラー氏の考案した,Dymaxion Car http://www.youtube.com/watch?v=YlLZE23EJKs&feature=player_embedded を見るたび思い出すのは、この車を本気で復活できないものかと、斬新な切口の提案があった伊勢丹・相模大野店のコンセプトつくりの頃でした。百貨店の従来路線の延長上のプランは雛形があるため、いつでもできるということで、郊外でできる都市生活者のための、生活を楽しむ商品・環境・サービスをまちづくりを絡め試行錯誤していた、1980年代後半のことです。

相模大野駅から伊勢丹のできるゾーン、さらに北側の公園までを一体として捉え、伊勢丹としてはじめて、外部ブレーンを組織化し、建物から商品政策にいたる軸をブレのないようにまとめていた頃で、連日、商品担当から事務方まで従来の担当枠を超えた自由闊達な意見の闘いに暮れていました。

そのような状況下、突然、このDymaxion Carを相模大野の車として、行政にも働きかけられないものかと提言されたものの、当然、莫大な費用と効果に何を期待するのかといったベタな段階となっては、棚上げするしかなかったのでした。とくにこの車のスタイリングばかりに意識が行き過ぎ、ダイナミックなエコという、今で言えば先端の概念にまで思考領域を広げる余裕などなく、この話は当然、立ち消えとなりました。

さて、この車、シカゴ万博では大人気だったものの、会期中の事故ですべてご破算となってしまいましたが、もし、そうでなかったならば、今日の自動車のカタチ・概念も違っていて、地球環境への配慮から脱石油・太陽電池の導入など相当に早まったかもしれませんね。

しかし、Dymaxion Houseというそっくりさんまであったなどとは、知りませんでしたよ。

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