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2010年11月15日 (月)

マルケ・カルーゼル広場 1910年

Spark_of_color_2 この眩い空気感こそ、日本では望む事のできないものです。透明でストレートな贅沢すぎる天の恵みをアルベール・マルケは瞬時に読み取り、キャンバスに定着させました。全体は重々しい力がかかっているにも関わらず、樹木の陰を表すバイオレットグレーの色感が素晴らしく、広場の石畳に輝くバランスは職人芸の極みであります。

もちろん、遠くにうごめく雲の流れも、しっかりと目に焼き付けているからこそ自然体で、何の作為もありません。

神田の古書店で見つけた美術展のカタログから抜粋したものですが、マルケという画家をさほど知らなかったので、その色の調合師的センスに感動ものであります。

私見ではありますが、鈴木信太郎さんも、この画家の影響を受けているとしか思えないディテールが其処彼処にあるような気がいたします。

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