« 父の挿絵・1936年『改造』 | トップページ | 辻まことが石の湯の主を描く »

2011年2月15日 (火)

地元喫茶 頑張ってます。

Rimg34303

昭和30年代半ばになると経済も安定しだし、喫茶店ブームが蔓延して、東京などは住宅街の中にもドキッとするほどセンスに満ちた喫茶店が増えたものの、残念ながら、今ではほとんど消滅してしまった感があります。

それでも、偶然出くわしたその懐旧の情景は、ついカメラを取り出してスナップしてしまう衝動に駆られてしまうのです。此処は、世田谷・馬事公苑と目黒通りに繋がる用賀・中町通りの一角にあるカワイイ喫茶店とケーキ屋さんですが、この窓の凝ったデザインは正に1960年代のパリ風であります。店名もいいですねえ・・・。王冠もどきのデザインもバランスの秀逸さが嬉しくなります。植木鉢の統一感のなさ・段ボールが丸見えというあたりなどは、不特定多数が往来して一人でも多く入っていただきたいという気持ちとは対極な、地元住民との親しさがあるから故の、和みの姿でしょうか。

隣は大人気の焼肉レストランがあるなど、この界隈も徐々に、時の流れに身を委ねばならない気配が濃厚となってきましたが、ほぼ50年近くこの姿を晒しているこの喫茶店に、和み好きな草食系若者世代が嗅ぎ付けて、たまに満席ということもあるようです。

|

« 父の挿絵・1936年『改造』 | トップページ | 辻まことが石の湯の主を描く »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/29019/38864880

この記事へのトラックバック一覧です: 地元喫茶 頑張ってます。:

« 父の挿絵・1936年『改造』 | トップページ | 辻まことが石の湯の主を描く »