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2011年2月12日 (土)

剛毅な鉄瓶

Rimg24496 この力強さこそ、今、忘れてしまった全ての物象の象徴かも知れません。

鉄瓶にも様々なカタチと装飾を施したもの数多くあれど、この縄文系の感性を受け継いだ鉄瓶こそ、生活道具の王者の貫禄です。力量感と繊細性を併せ持ち、1960年代から70年代の日本のかたちの代表例として多くの雑誌・専門誌に登場してましたが、今では、その製法伝承も途絶えてしまったのか、見かけることさえありません。

所謂、民芸系に属するこの鉄瓶のごつごつした力量感たっぷりな姿や蓋、口から煮え立つ湯気が吹いている様子などは、釜戸や炉辺の自在鍵があってこその、そして炎に照らされた美しさを想定してるのでしょうから、この姿カタチだけ眺めていれば、単なるオブジェとして、山野草の投げ入れにぴったりな器に応用するしかありませんね。真っ白な漆喰空間の中にぽつんと存在しているだけでも、そのコントラストの美しさは飛びぬけていると想像できます。

今宵は深々と降る雪を雪見障子越しに眺め、鉄瓶の湯気など見ながら、熱燗とおでんが嬉しいセッティングでありますね・・・。それと、ラジオ深夜便ですか・・・。

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