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2011年2月 7日 (月)

雪景色が全面展開 広重。

Photo 浮世絵版画の寸法は概ね決まっているようですが、稀に、広角寸法もあって、古書店などで見つけた時はドキッとするほど嬉しいものです。

隅田川の雪景色を描いた広重の作品も、気持ちよい空気が漂ってきます。川端で散策する皆さんも思わず首をすくめて、風の冷たさに耐えています。この場所がどこかは分かりませんが、海のような広い川幅は広重特有のアドリブ誇張なのかも知れません。積もった雪に歩きづらそうな皆さんの困った表情がみごとですが、明日は快晴となってさぞ、眩しい世界が展開すること間違いなしです。

今では、都心で降った大雪の景色をパノラマで堪能するにも絶景スポットが少ないですが、竹橋から半蔵門に抜ける地域が美しさではベストでしょうか。都心の殆どは高層ビルの風によって積もるべき雪も舞い飛ばされ、無機的なモノトーンの世界が廃墟のように観えるだけです。

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