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2011年4月 6日 (水)

父のスケッチ・大正中頃の東京

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鉛筆スケッチを一生懸命画いていた父のスケッチブックの中は、その殆どが人体デッサンと小石川・川端画学校に飯倉から徒歩で歩いていた途中の景色ばかりですが・・・、その中に、大正12年の風俗が画かれた一枚がありました。月日が記録されていないのですが、前後のスケッチから推測して、春爛漫・春麗な時季ですが、場所がわかりません。

ピクニック気分も最高潮な雰囲気ですね・・・。近くに暮らしているのか、一升瓶片手の旦那とその隣で何か料理でもしているのでしょうか、姉さん被りの奥さんと思しき方が黙々と下ごしらえをしています。此処は遠くの小さな人姿から、潮干狩りに見えないことはありませんが、隅田川界隈の草摘みではなかろうかと・・・、勝手に推測するしかありません。

小さな卓子に置かれたぐい飲みはひとつで、淋しい感じは歪めないのですが、鉛筆の線の表現が実に穏やかな春気分であります。

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