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2011年5月20日 (金)

荷風先生 1953年

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写真:木村伊兵衛

ちょっといい気持ちになっているのは、撮影した前年に文化勲章を受けた永井荷風先生http://www.tokyo-kurenaidan.com/kafu-10.htm 。

散歩ブームもあり、人生そのものが散歩だったとも言えないことのない人気の荷風先生は、その自由奔放な脳内創造力から紡ぐ一言一言以上に面白い人生行路があって、有名な独り臨終の姿など、あまりに衝撃的であります。

荷風先生・・・、若き頃はみごとなジェントルマンの姿が写真にも残されてますが、浅草で木村伊兵衛さんの盗み撮りのショットにも、酩酊気味ながら浅草ロックに出向かんとする意気込みも伝わり、銀行員経験から知り得た上等な英国仕込の身なりが、シャツの袖口の裁断角度にも表れています。

さて、記録に残された古い写真を観ていると、夏の男性のスーツにパナマ帽という組合せは「イカシテル」としか思わざるを得ず、昨今のジェル・スーパーハードなどを使った頭髪は帽子など関係ない造形と化し、おまけに中高年まで拡大し、ますますカジュアルを勘違いしてしまった汚い男衆のデカ頭に、地下鉄が占拠されたような勢いであります。

粋で凛としたオーセンティックなサラリーマンは何処へ行ってしまったのでしょうか。

さて、お知らせですが、このブログのディスク容量がオーバーとなる、本年12月12日をもって、alpshima毎日連載の記事が完了いたします。現在、記事のストックがいっぱいとなり、 alpshima にタイムリーな記事を書き込みできなくなりましたので、今からでも新らしいアドレス http://alpensmile.cocolog-nifty.com/ のブログを、併読ください。

タイトルも alpshima 2 といたしました。タイムリーなできごと・散策日記などを書き込みますので、時々クリックしてみてください。何とか、ほぼ毎日の書き込みをしたいと思います。12月12日までの alpshima と併読していただけますよう、宜しくお願いいたします。(このお知らせは、今後のブログで随時記載いたします。)

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