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2011年5月11日 (水)

車も、こんなでした!

1951 自動車が、ある時代の、社会の有様を表現していることは、昔から言われていることであります。

今や、エコロジー・環境に対する配慮が為されませんと、世界では通用しない、自動車にとっては不条理な状況となってしまいました。

それでも過去にはこのような笑えるようなスタイリングを捻り出した時代もあったわけですから、人間の考えるアイディアの幅には感心いたします。

1950年代のシカゴ・モーターショーのスナップですが、アメリカの車らしく大衆の消費欲望を最高に喚起させるようなオーラがあります。ヨーロッパの自動車には伝統的に人間とのかかわり・運転する歓びが設計意図としてのDNAとして盛り込まれていますが、アメリカの車には、まず始めにスタイリングありき、といったDNAがどうもあるようで、この車など、まともな神経の持ち主であれば、如何なものかと思ってしまう外観であります。

此処最近まで、車に限らずアメリカの商品は一部のアウトドア用品・軍事用品などを除けば、全く恥ずかしくなってしまうほど、顧客満足という大義名分の下、媚を売るかたちが蔓延していました。この1950年代の車は特にその傾向が顕著で、一部のマニアの「お好きな方々」を除いては、その場を逃げ出したくなるような凄みと滑稽さのオンパレードといえるでしょう。当時の自動車メーカーの役員たちがこのような車を目の前にして、どんな意見を交わしていたのか、機会があれば役員議事録なんぞ見たいものであります。

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