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2011年5月23日 (月)

梅原龍三郎の生命力!

5 、生涯、元気と生命力を貫いた人間は、もうそれだけで、尊敬の念を抱かれますが、梅原龍三郎も、その代表的な一人でしょう。

1921年頃、ナポリから望むベスビオ山にその生命力を感じとって以来、日本の桜島にぞっこんとなって、何十点ともいえる傑作を遺しています。朝の青さと夕の赤さのコントラストを好み、さらに梅原独特の想像力を以って、実物以上のエネルギーを画面内に封じ込めたのでしょう。

いつ観ても、パワーを頂ける絵画は、それだけで、もう、有難い天からの賜物ですし、何はともあれ、今や、元気のない子供たちに先ず、観て貰いたい作品です。

軽ろ味を潮流とするこの時代に反比例するような、梅原の絵画は、昭和30年代の高度成長期の大手銀行から第一次産業の社長室に飾られていたのも、頷けるわけであります。この梅原の絵画と林武の絵画こそが、猪突猛進を金科玉条としたこの時代の、宗教画なのでした。

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