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2011年6月 8日 (水)

石工の意匠。

19922

19921

Rimg31664 古い写真といっても、20年前のスナップです。久我山に住んでいた頃ですが、毎年秋になるとよく出かけた三鷹の山本有三記念館です。作家としての作品世界とどうみても馴染まないそのクラシックな洋館ですが、中に入ると妙に日本染みた気配のディテールが点在していて、この建物も確信犯的和洋折衷であります。とくに建物外部に見える暖炉の煙突は大谷石ですが、そのパッチワークが独特で、長年、その印象が頭の中に残像としてありましたが、先日、自転車で愛宕通りを北上しているとき、ふと左を見るとありましたよ・・・、そっくりさんが。

どちらも石工さんの仕事でしょうが、素材感の違いを微妙に構成する感覚は経験的に裏打ちされた職人技なのです。予め、図面化したり、色彩構成を練ったりなどということをせず、現場で直感に素直に従っただけなものでしょうが、経年変化がみごとな平面構成をつくりあげました。この意匠様式について、業界では何か呼名でもあるのでしょうか・・・。

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