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美しい色彩と力強い構図は、漁師稼業で体得した光景を脳裏に焼きつけ、その記憶は生涯薄れることがなかったのです。
アルフレッド・ウォーリスが遺していった絵画の多くは、手元にあった船舶ペンキやグアッシュをまぜこぜにしたものですが、誰も真似することの出来ない画趣は、自分の体験に裏打ちされたデフォルメとパーステクティブ満開の画面となっています。
かなりの曲者的絵画と思われ勝ちですが、どこでも・いつでも目の前に置いておきたくなるプリミティブ・アートなのであります。
2011年6月22日 (水) 午前 12時00分 文化・芸術 | 固定リンク Tweet
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