1888・長崎絶景
横浜・山手界隈の丘から一望できる海のパノラマには、高速道路が邪魔をしたりと、昔ほどの一望感は薄れてしまいましたが、わくわくするのであります。優雅な帆船の類は、よほどのことが無ければ立ち寄ることもないのでしょうが、この明治21年http://www001.upp.so-net.ne.jp/fukushi/year/1888.htmlの長崎一望のショットを、もし現実に見ることができたならば、その興奮たるや、尋常ではなかったでしょう。当時の最先端の船が諸外国からこのようなラッシュ状態であれば、その数だけ外国人もこの港界隈にウロウロしていたわけで、『毛唐』などと呼んでいた時代の平民気分が良く分かる気がいたします。
街並も幕藩体制時代と何ら変わらず・・・、と言った中で、少しずつ、庶民生活に西欧の風俗文化がそれまで以上に隆盛している頃であります。
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