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2011年7月22日 (金)

1910 倫敦一丁 凱旋通り

191043 百年前の丸の内凱旋通り(馬場先通り)の姿ですが、この界隈の豹変振りは凄まじかったのでしょうね。維新前は、諸大名の上屋敷だらけであったものを、宮城警護の兵舎・練兵場として更地化したものの、内乱が収まり、富国強兵のため軍事施設は赤坂・麻布に移転し、その跡地を岩崎弥太郎に払い下げした後は、一気に英国建築展示場化してしまいます。コンドルの設計による一連の建築物は、たいへんな人気となり、今も昔も、成功者の象徴としてのアイコンであり続けています。

今や、高層ビル群に囲まれ、この開放的な空を見ることはできませんが、絵葉書からも宮城までのパースペクティブがみごとであったことが分かります。

この写真は明治40年の絵葉書で石黒敬七氏の膨大なコレクションのひとつですが、他にも丸の内の写真などを蒐集していて、そのどれもが、時代の変遷を読み取るうえでも、貴重なものです。

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