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イギリスはコーンウォール州・デヴォンという港町を描いたウォリスの作品は港・橋・船とそのモチーフも多く遺されています。
漁師の時、船上から観てきた記憶を一気に吐き出すように描き続けた、一連の画趣には、素晴らしい気配というものが封じ込められていて、素朴ながら凄みが同居しています。
ありあわせの船舶用塗料や封筒・ダンボールを使った作品には、絵のもつ魅力というものが専門家とはまったく違ったベクトルの先端で輝いています。
『ファル川』と題されたこの作品も叙情的で、紀行絵画のような素晴らしさがあります。
2011年7月13日 (水) 午前 12時00分 文化・芸術 | 固定リンク Tweet
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