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2011年8月 3日 (水)

 昭和30年代 尾瀬の浮島。

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写真提供 「サライ」

『夏の思い出』http://www.youtube.com/watch?v=QXWv5JOFHCo が日本登山隊・マナスル初登頂成功の昭和31年、発表されてから7年後に突然フィーバーしたように大流行したのです。

私世代には夏の定番唱歌で、父兄のコーラスで何度も聴かされた昭和24年の『夏の思い出』は妙に寂しい旋律が元気な子供にとっては、はがゆくなるような曲でした。この曲が尾瀬沼の自然をテーマとモチーフにしたものとは知っていたものの、その場所が何処にあるのか・・・、など全く興味なかったのです。

さて、この曲が一気に流行するまでは尾瀬も植物生態学者や一部の登山家が訪れる辺境に過ぎず、それは素晴らしい世界であったようです。

その後、水芭蕉と草紅葉に魅せられ尾瀬を訪れる人も急増すると、辺境であったことから、自然環境対策やゴミ対策など後手後手であったのですが、東京電力の支援をはじめ、良識のある登山家比率の高さから地道に環境保護が実を結び、今日に至っています。

この写真は、人気の出だした頃でしょうか、まだこのような羨ましい体験も出来たのです。ただひたすら木道を進むしかない今と違い、沼を優雅に浮遊する贅沢さを享受された皆さんは、その不思議な感覚を生涯忘れることなど出来なかったでしょうね・・・。

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コメント

どこから見てもこの旅人達は氏も育ちも良い環境で
大きな会社に入り若いが将来を嘱望されている立場と
思える、女性陣もまた然り。
また、ガイドが良い、古武士のごとき風貌にて泰然と構えている。
50年は前の写真だろうが、全員まだ元気で活躍している
気がする。
所でこれは浮島なのでしょうか???

投稿: JP | 2011年8月 3日 (水) 午後 04時22分

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