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2011年9月 1日 (木)

萬代橋(よろづよばし)現・万世橋

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井上安治作のしっとりとした、如何にも日本の空気に満ち溢れた版画です・・・。時季は梅雨頃でしょう。カラッとした夏を願わんばかりか、暗愁のトーンに同調せんばかりの柳の緑色のハーモニーがみごとです。左の橋が大久保一翁の命名による萬代橋・・・、現在の万世橋です。

この版画を制作した明治初期、神田駿河台から淡路坂を神田川沿いに下ると、萬代橋南側に八ツ小路広場という柳の茂る一角があって、永井荷風も都会美の第一の要素として「静かな樹木と水流のあること」として、この場所を典型例として挙げていたそうです。後に万世橋駅・廣瀬中佐と杉野上等兵の銅像が建立された辺りです。

現在のJR高架線・赤煉瓦の辺りから秋葉原方面を観た場面です。

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