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2011年10月22日 (土)

父を描く 1957年

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父を描いたA3サイズのクロッキーがスクラップ帖から出てきたのですが、これを描いた頃の記憶がうっすらと残っています。スクラップの前後から推測して1957年(昭和32年)だと思います。

まだ十歳でしたが、筆に墨汁をつけて描いたのは父の「お前もやってみろ・・・」という画策に便乗したのかも知れません。眉間に大仏のような●が見えますが、これは墨を垂らしてしまった結果でありますが偶然とはいえナイスな場所に垂れてしまったものですね・・・。

この頃の父は出版編纂に日々没頭していたので、顔つきにも、それなりの厳しさがあって、その雰囲気がよく出ています。爽というサインを左下に記してますが、左利きでしたから筆勢をコントロールできず、まったく、かたちになっていません。

神田川に面した北向きの広いアトリエは、出版編纂の仕事に追われていたため古書店のような山積みの本や、送られてくる資料の類が重なり合い、子供が悪戯するには絶好の場所でありましたから、この鬱陶しくも面白い空間の中で父を観ながら描いたのです。

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